2015年、東京モーターショー本日開幕。マツダ、ホンダ、TOYOTAなど各社、環境性能や高速技術を高めた新作を発表

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国内外の自動車メーカーが最先端の技術を披露する2年に1度の自動車の祭典「東京モーターショー」が、東京都江東区の東京ビッグサイトで10月29日に開幕する。44回目を迎える今回は11カ国から160社が参加。前回の12カ国178社から減った。トヨタやホンダなどの自動車メーカーは、燃料電池車や電気自動車といった環境性能を高めた車や、次世代のスポーツカーで技術の粋を競い合う。一般公開は、30日から11月8日まで。

マツダブース

 人だかりができたのがマツダのブース。試作スポーツカー「RX―VISION(ビジョン)」に注目が集まった。1967年にマツダが世界で初めて量産に成功したが、燃費の悪さなどから2012年を最後に生産が途絶えていたロータリーエンジン(RE)を再び搭載した。小飼雅道社長は「車の本質の『走る楽しさ』を提供するため、まだ技術課題はあるが開発を続けたい」と話した。今後、一般への販売がいつ始まるかに注目が集まる。

MATSUDA

ロータリー

HONDAブース

 ホンダは環境とスポーツを前面に押し出した展示をした。
燃料電池車「新型FCV(仮称)」は、市販を前提としたモデルだ。ホンダは2008年、燃料電池車として世界初の専用設計セダン「FCXクラリティ」のリースを始めた。ただ、市販燃料電池車の世界初は14年末発売のトヨタ自動車「MIRAI(ミライ)」に譲った。新型FCVは来年3月までには市販の予定で、ショー出展車はほぼ実車となる。水素を満タンにして走れる距離は700キロ以上、乗車定員は5人。それぞれ650キロ、4人のミライを上回る。価格は消費税込み766万円。

HONDA

クラリティ フューエル セル

 ディーゼル車で排ガス規制逃れが発覚した独フォルクスワーゲンも出展したが、今回はディーゼル車の展示を見送った。同社幹部は「失った信頼を取り戻すために何でもする」と語った。

初代が1990年に発売され、日本のバブル景気にも乗って話題をさらったスポーツカー「NSX」の新型プロトタイプも展示される。初代は価格が1千万円前後だったが、環境規制の強化を受けて05年に生産を終えた。累計販売台数は1万8千台だった。「10年超の空白」ができることになるが、新型NSXは来春、北米でデビューする予定だ。いずれ日本にも投入する。直噴V型6気筒ツインターボエンジンを車両中央に載せるミッドシップタイプで、さらに前輪を左右独立した2個のモーターで駆動させるハイブリッドシステムを採用し、あらゆる速度で操作性が高いのが売りだ。
NSX

TOYOTAブース

トヨタ自動車の高級車ブランド「レクサス」は11車種を展示する。
Lexus

 日本で初めて公開するモデルは2車種。高級ミッドサイズセダン次期「GS」は、排気量3.5リットルのV型6気筒のエンジンで、トップレベルの走行性能を兼ね備えた。フロントのデザインを一新し、アグレッシブな存在感だ。

BMWブース

BMWジャパンは東京モーターショーで高性能クーペ「M4 GTS」を世界初公開。さらに最上級セダンの新型「7シリーズ」と、コンパクトSUV「X1」もアジア初公開した。

BMW

アウディブース

アウディ ジャパンは、新型セダン「A4」と新型SUV「Q7」、スーパースポーツの新バージョン「R8」、高性能大型セダン「S8 Plus」、そしてコンセプトカー「プロローグ オールロード」を東京モーターショーで日本初公開した。
Audi

他にも、英国スポーツカーメーカーのアストンマーティンは映画『007』仕様の「DB9」など、各社自慢の最新カーが目白押しだ。
是非、開催期間に足を運んでみてはいかがだろうか。

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